本当の熱中症対策とは
熱中症は
炎天下で起こりやすいと考えがちですが、
家のなかで重いものをもって
階段を上り降りしたり、
たくさん歩いたり
室内のテニスなどで
思い切り走り回った時にも
顔が赤くなって
熱中症や脱水を引き起こしたりもします。
これは、
本来頭にいく酸素が
筋疲労を起こしている
足や体幹の筋肉の方に奪われ
脳の酸素不足によって起こるものです。
本来、からだなかで
脳が一番酸素を消費するのですが、
筋肉を使うとそちらのリカバリーに
酸素を奪われることになります。
この解決策は
2つあります。
一つめは
筋肉ではなく
からだの連動性を使って運動すること
二つめは
酸素を取り込みやすくする
呼吸法を使うこと
実際にはこの2つは
本来人間が備えているものなのですが、
現代人は
ちゃんと使えなくなっています。
脱水症状と思っているものも、
なぜ脱水しているかといえば
筋肉を無理して使っているとか
筋肉が酸素不足になるような習慣を
続けていることで起こるのです。
その結果として水分不足が起こり
2次的に脱水が起きているのです。
ですので、同じ条件で運動していても
からだの使い方が
筋肉に片寄っていない人や
酸素の取り込みがうまく出来ている
呼吸が上手な人は
脱水症状になりにくいのです。
これからの季節、
こまめに水分補給をして
熱中症対策や脱水に
気を付けることは大切ですが、
水分補給の前に、
呼吸を調えることや
筋疲労を起こさないからだの使い方を
学ぶのも大切になります。
0コメント